観察からはじまるモンテッソーリ教育
今日も全国的に厳しい暑さになっていますね。
水分・塩分補給をしっかりして熱中症対策を怠らないようにしましょうね。
さて、先日の記事ではモンテッソーリ教育とはどのような教育なのかについて書きましたが、ここで注目していただきたいのがモンテッソーリ教育が誕生した背景です。
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モンテッソーリ教育の誕生をおさらい!
モンテッソーリ教育を理解する上で大切なことの一つが、モンテッソーリ教育が生まれた背景を知ることです。
医師として知的障害児の治療教育に携わっていたマリア・モンテッソーリが、子どもの観察から発見したことを元に生まれた
これがモンテッソーリ教育のはじまりです。
大人が作ったメソッドを子どもに強いるのではなく、既に子どもたちに備わっている自然のプログラム(神様からの宿題)に沿って活動をしていくことが重要になってきます。
「おしごと」の前にすべきこと
自然のプログラムに沿って教具や教材を使って活動することを「おしごと」と呼びます。
近年おうちモンテを実践している方も多く、SNS上には子どもたちが魅力的なおしごとをしている様子が溢れていますよね。
そういった投稿を見てついつい真似したくなりますが、その前に忘れてはいけないことがあります。
それは、大筋で見ればどの子どもも共通した発達過程をたどるものの、そのペースは一人一人違うということです。
我が子が今、神様からどんな宿題を課せられているのか?
それを知るために、まずやるべきことは子どもの観察なのです。
観察ってどうやってやればいいの?
観察が大切とはいっても、どう観察したらいいのでしょうか。
使用感ありありでお恥ずかしいのですが。笑
わたしが観察ノートとして使っている100円ショップの日記帳です。
このノートに子どもの発言や行動など、気づいたことをどんどん書いていきます。
すると、今子どもがどの敏感期にいるのか、どんなことに興味を持っているのかが見えてきます!
2018年、息子が年少のころの記録をピックアップしてみると、
「何色と何色を混ぜると何色になるの?」
「トイレットペーパーは(トイレへ流した後)どこへ行くの?」
「地面の下はどうなっているの?」etc...
こういった疑問もたくさんありました。
それに応えるように、色水の実験をしたり、実体験できないことに関しては絵本や図鑑、インターネットから情報を得たりと、学びは尽きることがありません。
まとめ
- モンテッソーリ教育は子どもの観察からはじまった(おさらい)
- 子どもの発達のペースは一人一人違う
- 子どもを観察し、子どもが今、神様からのどのような宿題を与えられているのかを知ることが大切
- 観察ノートをつけることで敏感期や子どもの興味が見えてくる
なんだか偉そうに書いてしまいましたが、実はこの記事、息子の観察を怠っている自分への戒めのために書きました。
改めて、モンテッソーリ教育は観察なしにははじまらないのだと感じています。